なぜ祈るのか

本当の祈りは、利己的な動機から発した要望を嘆願することではありません。

私たちの心の中を神はすでに知っています。

要望は口に出す前に、すでに知れているのです。

なのに、なぜ祈るのか。

それは、祈りとは私たちのまわりに存在する、より高いエネルギーに波長を合わせる方法だからです。

それによって、ほんの少しの間でも活動を休止して、精神と魂を普段より受容性に富んだ状態に置くことになるのです。

わずかな時間でも心を静かにしていると、その間により高い波長を受け入れることが出来ます。

そうして、私たちに本当に必要なものが与えられる通路を用意したことになります。

利己的な祈りは、時間と言葉と精神的エネルギーの無駄遣いです。

それらには何の効力もないからです。

何の結果も生み出しません。

が、自分をより一層役立てたいという真剣な願いから、改めるべき自分の欠点、克服すべき弱点、超えるべき限界を見つめるための祈りなら、その時の高められた波長を通して、力と決意と励ましを授かり、祈りが本来の効用を発揮したことになります。
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